半固体モバイルバッテリーのおすすめを、用途・容量別に紹介します

半固体・準固体・半固体系モバイルバッテリー34製品を、容量、出力、重さ、ケーブル、ワイヤレス充電、公称サイクル回数、価格で比較しました。5000mAh、10000mAh、20000mAhから用途別におすすめを紹介します。

半固体モバイルバッテリーシリーズ

半固体モバイルバッテリーシリーズの記事と概要
記事概要
半固体モバイルバッテリーとは?半固体の仕組み、全固体電池との違い、メーカーごとに異なる定義や購入前の注意点を紹介します。
メリット・デメリット長く使える可能性や安全対策といったメリット、充電の速さや重さ、処分方法など変わらない点を紹介します。
従来型モバイルバッテリーとの違い半固体と従来型の違いを、電池の中身、USB-C、急速充電、最大出力、重さなどから比較します。
本当に発火しにくい?半固体が発火しにくいとされる理由、各社の釘刺し試験や安全対策、事故情報から分かることを確認します。
寿命と処分「約2000回使える」という数字の読み方、使用をやめるべき異常のサイン、正しい回収・処分方法を紹介します。
おすすめモバイルバッテリー半固体・準固体・半固体系の34製品を、容量、出力、重さ、ケーブル、ワイヤレス充電、公称回数、価格で比較し、用途別のおすすめを紹介します。

価格は2026年8月25日に確認した参考値です。Amazonのセールやクーポン、販売元、在庫によって変わるため、公開前と購入前に商品ページで現在価格を確認ください。

半固体や準固体をうたうモバイルバッテリーが、いつの間にかかなり増えました。

少し前までは選べる製品が数えるほどしかありませんでしたが、いまは5000mAhの軽量モデルから、ケーブル一体型、ワイヤレス充電対応、ノートパソコンにも使える20000mAhまで揃っています。

選択肢が増えたのはいいのですが、同じ容量でも価格は倍以上違います。

安い製品を選べば済むようにも見えますが、数百円安い代わりに50g重ければ、毎日持ち歩くうちに使わなくなるかもしれません。反対に、ワイヤレス充電や高出力を使わないのに、そのために数千円多く払っても、購入後に違いを感じる場面はほとんどありません。

現在のおすすめは次の9製品です。

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現在のおすすめ商品
ポイントおすすめ商品画像価格選ぶ理由
5000mAhを安く買うオウルテック OEC-LPB5024オウルテック OEC-LPB5024のブラックモデル3280円20W、約110g、公称約2000回
軽さとケーブル一体型エレコム EC-C58MNエレコム EC-C58MNのミッドナイトブルーモデル3590円約120gでUSB-Cケーブル一体型
5000mAhのワイヤレスオウルテック OEC-LPB5025MGオウルテック OEC-LPB5025MGのブラックモデル3480円最大15Wのワイヤレス充電に対応
10000mAhを安く買うオウルテック OEC-LPB10024オウルテック OEC-LPB10024のブラックモデル4280円30W、約182g、公称約2000回
10000mAhのケーブル一体型エレコム EC-C59MNエレコム EC-C59MNのミッドナイトブルーモデル5290円30W、約195g、USB-Cケーブル一体型
ワイヤレスもケーブルも欲しいMATECH MagOn Power Max Cable 10000MATECH MagOn Power Max Cable 10000の製品画像5990円ワイヤレス25W、有線45W、ケーブル内蔵
20000mAhを安く買うグリーンハウス GH-SSBTPA200グリーンハウス GH-SSBTPA200のブラックモデル4980円20000mAhを5000円前後で買える
ノートパソコンにも使うエレコム EC-C62MNエレコム EC-C62MNのミッドナイトブルーモデル10980円最大67W、公称約2000回
ノートパソコンにも使うCIO SMARTCOBY TRIO 67W SSCIO SMARTCOBY TRIO 67W SSの製品画像10980円最大67W、約355g

半固体5000mAhで十分なら、オウルテックかエレコムで、ワイヤレス充電も欲しいなら、オウルテック OEC-LPB5025MGが選択肢に入ってきます。

10000mAhの容量であってもオウルテックなら4000円台から購入可能ですし、ワイヤレス充電とケーブル付きもありますね。

安い製品が、いちばん得とは限らない

半固体モバイルバッテリーのコスパを考えるとき、容量を価格で割った数字だけでは判断できません。この記事では、次の6項目を重要視しています。

  • 容量
  • 最大出力
  • 重さ
  • ケーブル一体型の有無
  • ワイヤレス充電の有無
  • メーカー公称の充放電回数

たとえば、10000mAhで最も安い製品が約230gあり、その製品より300円高いモデルが約182gなら、毎日持ち歩く人には後者のほうが使いやすく、実際に使う回数まで考えると、単純に安い製品だけがコスパに優れているとは言えません。

ケーブル一体型も同じです。すでに短いUSB-Cケーブルを持っているなら、ケーブルを内蔵していない製品を選ぶと安く済みますが、毎朝ケーブルを探したり、外出先へ持っていくのを忘れたりしているなら、1000円ほど高くても一体型を選ぶ理由があります。

ワイヤレス充電も、日常的に使う人には便利ですが、使わない人にとっては、必要のない機能のために本体価格と重量が増えることになります。自分が実際に使う機能だけを備えた製品を選ぶことが、最も無駄の少ない買い方です。

5000mAhなら、3000円台から選べる

5000mAhは、スマートフォンの電池を外出中に継ぎ足すための容量で、10000mAhより軽く、3000円台から選べます。通勤や短時間の外出には使いやすい一方、スマートフォンの機種や充電を始めるときの残量によっては、1回満充電できません。

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5000mAhモデルの比較
製品最大出力重さ特徴公称回数確認価格
マクセル MPC-CSSB500012W約130gUSB-C、USB-A約2000回3278円
オウルテック OEC-LPB502420W約110g残量を数字で表示約2000回3280円
エレコム EC-C60MN22.5W約135gUSB-C、USB-A、残量表示約2000回3390円
オウルテック OEC-LPB5025MG有線20W/無線15W約133gワイヤレス、リング一体型約2000回3480円
エレコム EC-C58MN20W約120gUSB-Cケーブル一体型約2000回3590円
cheero PitaPower 5000有線20W/無線15W要確認ワイヤレス、スタンド、ストラップケーブル要確認4480円
MATECH MagOn Solid X 5000有線22W/無線15W要確認Qi2、厚さ約6.9mm要確認4990円
CIO SMARTCOBY SLIMⅡ Wireless2.0 SS5K有線20W/無線15W約121gQi2、厚さ約8.7mm約500回6980円
CIO SMARTCOBY Ex04 Wireless2.2 CABLE SS5K有線20W/無線25W約151gQi2.2、着脱式USB-Cケーブル未確認7130円
CIO SMARTCOBY SLIMⅡ Wireless2.2 SS5K有線20W/無線25W約153gQi2.2、厚さ約11.6mm未確認7280円

ケーブルを別に持つなら、オウルテックOEC-LPB5024

5000mAh/価格重視オウルテック

OEC-LPB5024

オウルテック OEC-LPB5024のブラックモデル

確認価格

3280円

容量
5000mAh
最大出力
20W
重さ
約110g
公称回数
約2000回
商品概要

価格・出力・軽さのバランスで最初に確認したい、ケーブル非内蔵のシンプルなモデルです。

5000mAhで迷ったら、最初に見たいのがオウルテックのOEC-LPB5024です。価格は3280円で、最大20W、約110g、公称約2000回と、価格、出力、軽さのバランスが取れています。

マクセルのMPC-CSSB5000は確認価格がほぼ同じですが、最大出力は12Wなので、スマートフォンを少しでも速く充電したいなら、OEC-LPB5024のほうが選びやすくなります。

USB-CとUSB-Aを備えている一方、ケーブルは内蔵していないため、短いUSB-Cケーブルをすでに持っていて、ケーブル一体型を必要としていない人には無駄のない構成です。 (owltech.co.jp)

ケーブルを持ち歩きたくないなら、エレコムEC-C58MN

5000mAh/ケーブル一体型エレコム

EC-C58MN

エレコム EC-C58MNのミッドナイトブルーモデル

確認価格

3590円

容量
5000mAh
最大出力
20W
重さ
約120g
公称回数
約2000回
商品概要

USB-Cケーブルを本体へまとめながら、約120gに収めた持ち歩き向けのモデルです。

ケーブルを別に持ち歩きたくないなら、エレコムのEC-C58MNです。OEC-LPB5024との差は310円で、重さは約120gに収まり、USB-Cケーブルを本体に備えています。

毎朝ケーブルを探したり、外出先へ持っていくのを忘れたりすることを考えれば、310円の差は小さく感じます。一体型ケーブルとUSB-Cポートを同時に使った場合は合計最大15Wとなり、1台だけを充電する場合に最大20Wで出力できます。

5000mAhなので、大きなスマートフォンを1回満充電する用途には向きませんが、毎日バッグに入れておき、外出中に足りない分だけ充電する使い方には合います。 (elecom.co.jp)

ワイヤレス充電を安く使うなら、オウルテックOEC-LPB5025MG

5000mAh/ワイヤレスオウルテック

OEC-LPB5025MG

オウルテック OEC-LPB5025MGのブラックモデル

確認価格

3480円

容量
5000mAh
最大出力
有線20W/無線15W
重さ
約133g
公称回数
約2000回
商品概要

最大15Wのワイヤレス充電とスマホリングを、3000円台で使えるモデルです。

ワイヤレス充電対応モデルでは、オウルテックのOEC-LPB5025MGが3480円で、最大15Wのワイヤレス充電に対応し、スマートフォンを持つときに使えるリングも備えています。

CIOの15W対応モデルは6980円なので、価格差は3500円あります。CIOには約8.7mmという薄さがあり、スマートフォンへ取り付けたまま使うなら、その薄さを理由に選ぶことができますが、薄さをそれほど重視しないなら、現在の価格ではオウルテックのほうが買いやすくなっています。

最大25Wのワイヤレス充電が必要なら、CIO SMARTCOBY SLIMⅡ Wireless2.2 SS5K/SMARTCOBY Ex04 Wireless2.2 CABLE SS5K

CIOのWireless2.2 SS5KとEx04は、最大25Wのワイヤレス充電に対応しますが、価格は7000円台です。

15Wでよければ、OEC-LPB5025MGやMATECH MagOn Solid X 5000を選ぶことで、2000円以上抑えられます。25W対応のスマートフォンを使っている人や、着脱式ケーブルまで1台にまとめたい人に向く製品です。

10000mAhは4000円台から。ケーブルやワイヤレス充電の有無で価格が変わる

10000mAhは普段使いで最も選びやすい容量で、スマートフォンを1日使うための予備になり、製品によってはタブレットや一部のノートパソコンにも使えます。

一方、4000円台で買えるシンプルな製品から、ワイヤレス充電やケーブルを備えた1万円前後の製品まで揃っているため、今回比較した中でも価格差が大きい容量帯です。

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10000mAhモデルの比較
製品最大出力重さ特徴公称回数確認価格
グリーンハウス GH-SSBTPA10020W約230gUSB-C、USB-A約2000回3980円
オウルテック OEC-LPB10025MG有線30W/無線15W約216gワイヤレス、リング一体型約2000回4080円
オウルテック OEC-LPB1002430W約182g残量を数字で表示約2000回4280円
マクセル MPC-CSSB10000PD20W約235gUSB-C、USB-A約2000回4317円
エレコム EC-C61MN35W約220gUSB-C×2、USB-A、残量表示約2000回4990円
Philips DLP5718C22.5W要確認USB-C、Lightningケーブル内蔵未確認4980円
エレコム EC-C59MN30W約195gUSB-Cケーブル一体型約2000回5290円
バッファロー BMPBSA10000BKX30W約210gUSB-Cケーブル一体型未確認5290円
サンワダイレクト 700-BTL062BK20W約183gUSB-C×2、USB-A未確認5480円
MATECH MagOn Power Max Cable 10000有線45W/無線25W要確認Qi2.2、USB-Cケーブル内蔵未確認5990円
CIO SMARTCOBY Pro SLIM SS35W約187gUSB-C×2、USB-A約300回6280円
MATECH PowerBlade 10000 SemiCore35W要確認USB-Cケーブル内蔵、厚さ約12.9mm未確認6290円
グリーンハウス GH-SSMBPA10020W要確認3台同時充電約2000回6980円
CIO SMARTCOBY SLIMⅡ Wireless2.2 Pro SS10K有線35W/無線25W約225gQi2.2、残量表示約400回8580円
MOTTERU MOT-MBSS1000230W約208gストラップケーブル、2年保証約2000回8860円
CIO SMARTCOBY Ex05 Wireless2.2 Pro CABLE SS10K有線35W/無線25W約238gQi2.2、着脱式ケーブル、スタンド約400回8980円
CIO SMARTCOBY SLIMⅡ Wireless2.2 SS10K有線30W/無線25W約200gQi2.2、厚さ約14mm未確認9480円
TORRAS MiniMag Pro 10000有線30W/無線15W約195gマグネット式ワイヤレス、金属筐体未確認13999円

ケーブルを別に用意するなら、オウルテックOEC-LPB10024

10000mAh/価格重視オウルテック

OEC-LPB10024

オウルテック OEC-LPB10024のブラックモデル

確認価格

4280円

容量
10000mAh
最大出力
30W
重さ
約182g
公称回数
約2000回
商品概要

10000mAhで価格と携帯性を両立しやすい、30W対応のシンプルなモデルです。

10000mAhで価格と携帯性の両方を重視するなら、オウルテックのOEC-LPB10024が本命です。価格は4280円で、最大30W、約182g、公称約2000回となっています。

3980円のグリーンハウス GH-SSBTPA100より300円高くなりますが、最大出力は20Wから30Wへ上がり、重さは約48g軽くなるため、毎日バッグへ入れるなら、300円でこれだけ軽くなる差は小さくありません。

USB-CとUSB-Aを備えたシンプルな構成で、ケーブル一体型もワイヤレス充電も必要としていない人には、無駄の少ない製品です。 (owltech.co.jp)

ケーブルを持ち歩きたくないなら、エレコムEC-C59MN

10000mAh/ケーブル一体型エレコム

EC-C59MN

エレコム EC-C59MNのミッドナイトブルーモデル

確認価格

5290円

容量
10000mAh
最大出力
30W
重さ
約195g
公称回数
約2000回
商品概要

USB-Cケーブルを内蔵し、取り出してそのまま接続できる30W対応モデルです。

ケーブルを別に持ち歩きたくないなら、エレコムのEC-C59MNです。10000mAh、最大30W、約195gで、価格は5290円です。

OEC-LPB10024との差は1010円で、重さは約13g増えますが、その代わりにUSB-Cケーブルを別に用意する必要がなく、バッグから取り出して、そのままスマートフォンへつなげます。

一体型ケーブルとUSB-Cポートを同時に使うと合計最大15Wになるため、2台を同時に速く充電するための製品ではなく、1台ずつ充電しながら、持ち歩くケーブルを減らしたい人に向いています。 (elecom.co.jp)

3ポートで選ぶなら、安いエレコムEC-C61MNか軽いCIO SMARTCOBY Pro SLIM SS

USB-Cを2つ、USB-Aを1つ備えた製品では、エレコム EC-C61MNとCIO SMARTCOBY Pro SLIM SSが比較しやすい組み合わせです。

項目エレコム EC-C61MNCIO SMARTCOBY Pro SLIM SS
容量10000mAh10000mAh
最大出力35W35W
重さ約220g約187g
ポートUSB-C×2、USB-A×1USB-C×2、USB-A×1
公称回数約2000回約300回
確認価格4990円6280円

CIOは約33g軽く、価格は1290円高くなります。毎日持ち歩くので少しでも軽いものを選びたいならCIOに魅力がありますが、価格を抑えながら、公称約2000回も重視するならエレコムのほうが選びやすくなります。

CIOは半固体系セルを採用していますが、公称サイクル回数は約300回なので、半固体や半固体系という名前だけで長寿命とは判断できません。 (elecom.co.jp)

3ポートと軽さを両立したいなら、サンワダイレクト700-BTL062BKも候補

サンワダイレクトの700-BTL062BKは、10000mAh、最大20W、約183gで、USB-Cを2つ、USB-Aを1つ備え、価格は5480円です。

EC-C61MNより出力は低いものの、約37g軽くなるため、ノートパソコンには使わず、スマートフォンやイヤホンなどを充電するのであれば、20Wでも足ります。

複数ポートを同時に使った場合は合計最大15Wとなり、3台を同時に急速充電できるわけではありません。 (direct.sanwa.co.jp)

ワイヤレス充電とケーブル一体型を求めるなら、MATECH MagOn Power Max Cable 10000

10000mAh/多機能MATECH

MagOn Power Max Cable 10000

MATECH MagOn Power Max Cable 10000の製品画像

確認価格

5990円

容量
10000mAh
最大出力
有線45W/無線25W
重さ
要確認
公称回数
要確認
商品概要

ワイヤレス25W、有線45W、USB-Cケーブル内蔵を1台へまとめた多機能モデルです。

MATECH MagOn Power Max Cable 10000は確認価格5990円で、有線最大45W、ワイヤレス最大25W、USB-Cケーブル内蔵という構成になっており、今回確認した製品の中でも機能の多さが目立ちます。

CIOのワイヤレス対応10000mAhモデルは8580円から9480円なので、現在の価格だけで比べると、MATECHのほうが2000円以上安くなります。

ただし、ワイヤレス充電を使わない人にとっては、必要のない機能のためにお金を払うことになるため、有線充電だけでよければ、EC-C59MNやOEC-LPB10024のほうが安く済みます。

薄くて軽い製品を選ぶなら、CIO SMARTCOBY Pro SLIM SS

CIO SMARTCOBY Pro SLIM SSは10000mAh、35Wで約187g、厚さは約16mmですが、価格は6280円なので、OEC-LPB10024より2000円高くなります。

容量や最大出力だけを見れば、オウルテックやエレコムのほうが安く買えますが、CIOを選ぶ理由は約187gの軽さと薄さにあります。小さなバッグや薄いポーチへ入れたい人であれば、価格が高くても選ぶ理由があります。 (connectinternationalone.co.jp)

保証と付属品を重視するなら、MOTTERU MOT-MBSS10002

MOTTERUのMOT-MBSS10002は8860円で、最大30W、約208g、公称約2000回に加え、20cmのUSB-Cストラップケーブルとポーチが付き、保証は2年間です。

同じ30WのOEC-LPB10024との差は4580円あるため、容量、出力、重さだけを見ると価格差は大きく感じますが、2年保証、付属品、国内サポートまで含めて買いたい人には候補になります。

価格を優先するなら、オウルテックかエレコムで十分です。 (motteru.co.jp)

価格より薄さと外装を重視するなら、TORRAS MiniMag Pro 10000

TORRAS MiniMag Pro 10000の公式価格は13999円で、10000mAh、約195g、有線最大30W、ワイヤレス最大15Wに加え、厚さ約14mmの金属製外装とデジタル残量表示を備えています。

同じ容量や出力の製品と比べると価格は高めですが、薄さ、外装、マグネット式ワイヤレス充電まで含めて選ぶ製品であり、価格をできるだけ抑えたい人には向きません。 (torras.co.jp)

20000mAhは、容量だけでなく出力と重さも確認したい

20000mAhは旅行、防災、複数端末の充電に向く容量ですが、スマートフォンだけに使うと容量が余りやすく、本体も300gを超えるため、ノートパソコンにも使うのであれば、最大出力が20Wなのか、65W以上なのかを先に確認する必要があります。

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20000mAhモデルの比較
製品最大出力重さ特徴公称回数確認価格
グリーンハウス GH-SSBTPA20020W約410gUSB-C、USB-A約2000回4980円
グリーンハウス GH-SSMBPA20020W要確認3台同時充電約2000回8980円
CIO SMARTCOBY TRIO 35W SS 20000mAh35W約320gUSB-C×2、USB-A未確認9280円
エレコム EC-C62MN67W約405gUSB-C×2、USB-A、状態表示約2000回10980円
CIO SMARTCOBY TRIO 67W SS67W約355gUSB-C×2、USB-A約500回10980円
MOTTERU MOT-MBSS2000165W約420gUSB-Cケーブル、ポーチ、2年保証約2000回14420円

20000mAhを安く買うなら、グリーンハウスGH-SSBTPA200

20000mAh/価格重視グリーンハウス

GH-SSBTPA200

グリーンハウス GH-SSBTPA200のブラックモデル

確認価格

4980円

容量
20000mAh
最大出力
20W
重さ
約410g
公称回数
約2000回
商品概要

20000mAhを5000円前後で確保できる、旅行・防災・家族共有向けのモデルです。

20000mAhを安く買うなら、グリーンハウス GH-SSBTPA200です。確認価格は4980円で、10000mAhクラスと大きく変わらない価格ながら、容量は2倍あります。

ただし、最大出力は20W、重さは約410gとなるため、スマートフォンや小型機器を何度も充電する用途には使えますが、ノートパソコンを速く充電するための製品ではありません。

容量に対する価格は安いものの、毎日持ち歩くには重いため、旅行、防災、家族で共有するといった使い方に向きます。グリーンハウスは、10000mAhと20000mAhのGH-SSBTPAシリーズを展開しています。 (green-house.co.jp)

ノートパソコン用なら、同価格のエレコムEC-C62MNとCIO SMARTCOBY TRIO 67W SSで迷う

20000mAh/ノートPCエレコム

EC-C62MN

エレコム EC-C62MNのミッドナイトブルーモデル

確認価格

10980円

容量
20000mAh
最大出力
67W
重さ
約405g
公称回数
約2000回
商品概要

最大67Wに加え、残量・出力・電池状態の表示と公称約2000回を重視する人向けです。

20000mAh/ノートPCCIO

SMARTCOBY TRIO 67W SS

CIO SMARTCOBY TRIO 67W SSの製品画像

確認価格

10980円

容量
20000mAh
最大出力
67W
重さ
約355g
公称回数
約500回
商品概要

同じ67W・同価格の条件で、エレコムより約50g軽いことを優先する人向けです。

最大67Wの20000mAhモデルでは、エレコム EC-C62MNとCIO SMARTCOBY TRIO 67W SSが同じ10980円で、主な違いは重さと公称サイクル回数です。

項目エレコム EC-C62MNCIO SMARTCOBY TRIO 67W SS
容量20000mAh20000mAh
最大出力67W67W
重さ約405g約355g
ポートUSB-C×2、USB-A×1USB-C×2、USB-A×1
公称回数約2000回約500回
確認価格10980円10980円

CIOは約50g軽く、エレコムは残量、出力、電池の状態などを確認できる表示機能を備え、公称回数は約2000回となっています。

持ち歩くときの重さを優先するならCIO、電池の状態を確認できることや公称回数を重視するならエレコムという選び方になり、価格が同じなので、何を優先するかで決めやすい組み合わせです。 (elecom.co.jp)

付属品と2年保証を含めて選ぶなら、MOTTERU MOT-MBSS20001

MOTTERU MOT-MBSS20001は14420円で、最大65W、約420g、公称約2000回に加え、240W対応のUSB-Cケーブル、ケーブルバンド、ポーチが付き、保証は2年間です。

エレコムやCIOより3440円高くなるため、出力や重さだけを見ると割高ですが、付属品を別に用意したくない人や、2年保証を重視する人には候補になります。 (motteru.co.jp)

公称約2000回は魅力だが、半固体製品がすべて同じではない

半固体モバイルバッテリーを選んでいると「約2000回」という数字をよく見かけ、エレコム、オウルテック、マクセル、MOTTERUなどには、公称約2000回の製品があります。

一方、CIO SMARTCOBY Pro SLIM SSは約300回、Wireless2.2 Pro SS10Kは約400回、SMARTCOBY TRIO 67W SSは約500回となっており、同じ半固体、準固体、半固体系でも、製品ごとの公称値は違います。 (elecom.co.jp)

ただし、約300回と約2000回をそのまま比べて、「約2000回の製品は6倍以上長持ちする」とは判断できません。メーカーによって試験条件や、何%の容量を維持した時点を寿命とするかが異なる可能性があるからです。

毎日使う人は公称回数も比較材料にし、月に数回しか使わない人は価格や重さを先に見るというくらいの使い分けが現実的です。

公称回数の考え方は、半固体モバイルバッテリーの寿命とメリット・デメリットで詳しく紹介しています。

半固体にこだわらないほうが選びやすい人もいる

半固体製品は増えましたが、すべての人に必要なわけではないため、次に当てはまるなら、従来型も含めて探したほうが選びやすくなります。

  • 月に数回しか使わない
  • とにかく安く買いたい
  • 100g前後の軽さを最優先したい
  • いま使っている製品に膨張や異常発熱がない
  • ケーブル一体型もワイヤレス充電も使わない
  • 公称サイクル回数より、小ささや出力を優先したい

たとえば、CIO SMARTCOBY Pro SLIM SSは6280円で、約187gの軽さと薄さには意味がありますが、半固体系であることだけを理由に選ぶと、従来型の10000mAh製品より2000円前後高くなることがあります。

その価格差によって、使い方がどのように変わるのかが分からなければ、従来型で十分です。

半固体と従来型の違いは、半固体と従来型のモバイルバッテリーを比較した記事で紹介しています。

迷ったら、容量と必要な機能から順番に決める

最初に容量を決め、短時間の外出や継ぎ足し充電なら5000mAh、毎日の予備なら10000mAh、旅行、防災、ノートパソコンなら20000mAhを選びます。

次に、ケーブルとワイヤレス充電が必要かを考えます。どちらもいらないなら、オウルテックのOEC-LPB5024とOEC-LPB10024が安く、重さと出力のバランスも取れています。

ケーブルを減らしたいならエレコムのEC-C58MNとEC-C59MN、ワイヤレス充電を安く使いたいならオウルテック OEC-LPB5025MG、最大25Wのワイヤレス充電とケーブル内蔵を一つにまとめたいなら、MATECH MagOn Power Max Cable 10000が候補になります。

20000mAhでは、スマートフォンや防災用ならグリーンハウス GH-SSBTPA200、ノートパソコンにも使うなら、エレコム EC-C62MNかCIO SMARTCOBY TRIO 67W SSです。

僕なら、次のように選びます。

  • 5000mAh:オウルテック OEC-LPB5024
  • 5000mAh・ケーブル一体型:エレコム EC-C58MN
  • 5000mAh・ワイヤレス:オウルテック OEC-LPB5025MG
  • 10000mAh:オウルテック OEC-LPB10024
  • 10000mAh・ケーブル一体型:エレコム EC-C59MN
  • 10000mAh・ワイヤレス:MATECH MagOn Power Max Cable 10000
  • 20000mAh・スマートフォンや防災用:グリーンハウス GH-SSBTPA200
  • 20000mAh・ノートパソコン用:エレコム EC-C62MNまたはCIO SMARTCOBY TRIO 67W SS

半固体という名前だけで選ぶのではなく、自分が必要とする容量、出力、重さ、機能を確認し、そのためにいくら払うのかを考えて決めることが、いまの半固体モバイルバッテリーで後悔しにくい選び方です。

比較した製品と情報の確認方法

この記事では、2026年8月26日時点で国内販売または予約受付を確認できた製品を対象にしました。「半固体」「準固体」「半固体系」など、メーカー自身が該当する表現を使っている製品を含めています。呼び方が同じでも、電池構造や試験基準まで同じとは限りません。

仕様はメーカー公式製品ページを最優先し、記載がない場合は公式プレスリリース、国内正規販売店の商品ページの順に確認しました。マーケットプレイスの出品者だけが記載している仕様は、原則として比較や推薦の根拠に使っていません。

販売終了品、国内販売を確認できない製品、仕様の出典を確認できない製品は除外しました。そのため、国内外の半固体モバイルバッテリーをすべて含む一覧ではありません。

価格はAmazon価格に統一していません。2026年8月25日に確認できた税込価格を使い、公式価格がある製品は公式価格、ない製品はAmazon.co.jpまたは国内正規販売店の表示価格を記載しています。クーポン適用後の価格やポイント還元は、推薦の根拠に含めません。

公称サイクル回数は、次の2種類に分けて扱います。

  • 条件確認済み:容量維持率または試験条件まで公式情報で確認できた値
  • 回数のみ公表:回数は確認できても、容量維持率や詳しい試験条件が公表されていない値

たとえばCIOの一部製品は「約300回後も初期容量の約80%を維持」と条件が示されています。一方、今回の表にある「約2000回」は、いずれも容量維持率や共通の試験条件まで確認できていません。そのため、約2000回という数字だけでメーカー間の寿命を直接比較しないようにしています。出典:CIO公式エレコム公式オウルテック公式

記事内で扱った製品について、メーカーから貸与、提供は受けていません。

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UPTIME|編集者・AIプログラミング個人開発・ガジェットレビュアー

テクノロジー系Webメディアで編集長を務め、メディア運営全体の方針や編集方針の策定、チームの運営、メディア改善に携わってきました。現在は、編集経験にデータ分析とプログラミングの知見や経験を掛け合わせ、AIやガジェット、仕事道具について、自分自身の使用経験や調査をもとに記事を書いています。

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